光と気配が重なる家
埼玉県川越市
H-034-H
川越市の落ち着いた住宅街に建つ、木造二階建ての住まい。
計画は奥様がご懐妊中の時期に始まり、完成時には新たな家族を迎える住まいとなった。
これからの暮らしの変化を見据え、家族の距離感と個々の時間の両立をテーマに計画している。
1階にはLDKを配置し、吹き抜けを通して南東からの柔らかな朝日が差し込む、開放的で心地よいリビング空間を計画した。
時間とともに移ろう光が、日常の中にささやかな豊かさをもたらしている。
LDKに面して設けた鉄骨階段は、吹き抜け空間の中で軽やかに存在し、上下階を緩やかにつなぐ装置となっている。
2階の各プライベート空間へ向かう動線は必ずLDKを経由する構成とし、家族が自然と顔を合わせ、気配を感じ合える関係性を生み出している。
間取りは2LDK+書斎。
ご主人は在宅での仕事が中心であるため、集中できる環境と趣味の時間を両立できる書斎を設けた。
生活空間と適度に距離を保ちながらも、家族の気配を感じられる配置としている。
LDKは家族が自然と集まる中心的な空間とし、日々の何気ない時間が積み重なっていく場として計画。
一方で、寝室や書斎といった個の空間は静けさを確保し、それぞれが心地よく過ごせるよう配慮した。
新しい家族を迎えるタイミングで生まれたこの住まいは、
変化していく暮らしに柔軟に寄り添いながら、家族の時間を穏やかに育んでいくことを目指している。
| 建物用途 | 戸建住宅 |
|---|---|
| 敷地面積 | 123㎡ |
| 延床面積 | 96㎡ |
| 構造 | 木造在来工法2階建 |
| 竣工 | 2026年1月 |
| 設計・監理・施工 | TAGKEN |
| 竣工写真 | TAGKEN |