レッドシダーの保護塗料

レポート 2021.09.17

レッドシダーの保護塗料

来月10月16日17日に完成見学会を行う、デフォルトハウスの外壁に張られたレッドシダー材の保護塗料の色味確認を行いました。
今回採用する保護塗料は、オスモカラー(OSMO)のウッドステインプロテクターです。
メーカーにサンプル請求したら、5mlずつ袋詰めされた塗料と、スポンジの刷毛まで同封してありました!刷毛買わないといけないな~と思っていたので、大変ありがたい梱包品でした。

今回木部に採用した樹種は屋外での使用に対して耐久性あるレッドシダーを選定しました。高級材であるレッドシダー材は最近手に入りづらくなり、値段もさらに高くなってきています。
いつも木の造作材でお世話になっている木村木材さんに樹種選定から、実加工までオーダー品で製作をお願いしました。
既製品の羽目板は通常長手方向に継手が入る形のものが多いのですが、今回は玄関の高さ及び張る面の横幅÷14枚で半端物が出ないようにmm単位で働き幅を決めて制作してもらいました。

現地に張られた様子が上の写真です。縦に1枚物で貼っているので、樹木をそのまま切って張ったような非常に個性的なアクセントウォールになりました。
レッドシダーの特徴でもありますが、白木と赤身の差が大きく出てきます。この差を着色料によってどの程度の明暗の差にするかと、周りの素材との相性も考慮しながら検討していきます。
現場で切り落とした材の中から、白木と赤身の出ている部分を3パターン持ち帰りテストすることにしました。

持ち帰った材にマスキングテープをして塗分けをしていきます。

塗り上がったものにデフォルトハウスの外観で使用した材をあてがいながら色味の確認をしました。


左から728レッドシダー、702ラーチ、707ウォルナット、420クリアープラス3分艶
左の3つは着色するため、白木と赤身の差が弱まってきます。レッドシダーの木肌の色味を活かせるのは左の2つですが、ウォルナットも落ち着いたいい色です!
どの色を選んだかは是非10月16日17日の内覧会でご覧ください!
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