造作キッチン RILNOショールーム見学(さいたま市W邸)

レポート 2023.07.28

さいたま市W邸新築工事で採用予定の造作キッチンを見に、北馬込にあるRILNO(田中工藝)のショールームへお客様と行ってきました。
完全予約制のショールーム。指定の住所に着くものの、どこにショールームがあるのかわからず、周辺を見渡していると、、、花壇に立てかけてある切り文字が、RILNOありました!
解りずらかったですが、地下スロープのすべり止めの丸が、水玉でなんかかわいい。

スロープを下りていくと入口がありました!RILNOは田中工藝のブランドネームのようです。もとは大正10年より続く大分県の歴史ある家具屋さんです。

ショールームでは小野さん、岩城さん、新人の秋葉さんにご対応いただきました。とても素敵な雰囲気のショールームで、選べる素材も豊富でなんだかわくわくする空間でした。
早速机に座り、現在検討している仕様について確認させていただきました。

早速ショールームに展示してあるキッチンをチェックしていきます。扉が特殊なマット塗装になっており、触った質感もしっとりとして高級感があります。

気になったのはこちらの水栓。アメリカのKOHLER社のタッチレス水栓です。この手の物はLIXILさんの物を良く採用するのですが、タッチレスのセンサー部が正面から見えておりグースネック水栓の曲線の美しさを少し邪魔をします。こちらの代物はセンサーが裏側についており一見タッチレス水栓に見えないデザインになっています。

二段式の引き出しの中もドイツのハーフェレ社のカトラリーが綺麗に入る設計となっておりとても使いやすそうです。

こちらは、カウンターの中にすっぽりと埋め込まれた可動式の引き出し。使用目的に合わせてダイニングテーブルの横まで持ってきたりすることもできる仕様です。仕舞う時は周囲が高級な塗装扉なのでぶつけないように慎重に。汗

続いては今回採用予定のステンレス天板。様々な厚みの物、表面加工が用意されていてデザインの幅が広がります。薄く見えるものはステンレスの無垢板となり価格も上がりますがシャープな感じが出て素敵です。そして食洗器。今回はミーレの45cm幅を検討していましたが、RILNOさんお勧めのBOSCHの物を見せていただきました。使い勝手は大きな差異はなく、価格が少し落とせるとのことでしたので要検討です。

最後に事前にCGで作成したイメージに合わせて、本物のサンプルをテーブルに並べ、お施主様にご確認いただきました。

色合いの確認として、今回W邸で使用する床材やタイルなども持参して確認を行いました。

大手メーカーのミドルグレードのキッチンよりは少し割高にはなりますが、質感豊かな希望通りの物を制作いただけることが確信出来ました!

小野さん、岩城さん、秋葉さん丁寧にご対応いただきありがとうございました。

RILNO(田中工藝)

最後にLDKのCGイメージ。現在お持ちのトラックファニチャーのダイニングテーブルセットや今後購入予定の家具を落とし込みインテリアのイメージも高めていきました。W邸は来年2月に竣工予定です。外観の素材の打ち合わせがまだ残っていますので、またNEWSでご紹介させていただきます。