現場での確認 | 白岡市S邸新築工事

レポート 2023.10.30

9月より着工した白岡市S邸。基礎工事~建て方上棟まで順調に進み、本日は、現場にてS様と、進行状況の確認です。
変更などがない限り必ず現場確認は1度行います。確認内容は以下になります。
1:図面やCGで計画してきた空間のボリュームや採光の確認。
2:コンセント・スイッチの位置確認(追加も含む)
3:壁面下地の確認。(TV、絵、鏡など荷重のあるものを壁面に設置する場合の下地補強)
4:高所窓の操作方法(高所窓場ある場合、身長に合わせてチェーンタイプとハンドルタイプをお選びいただけます)

図面で位置の確認はしているのですが、「トイレのスイッチが廊下側より、内側が良い」「ランドリースペースではアイロンを立って使用するためコンセント位置を高くしたい」「LDKが大きいのでサーキュレーターを設置するため、コンセントを追加したい」など具体的に身体スケールで体感しながら意見を出していただきます。
出来上がった後に後悔をしないように、この打ち合わせは必ず行わせていただいております。ただ、心配だからと言って「あそこにも、ここにも」と追加していると電気工事費もかさみますし、壁面がコンセントだらけになって意匠的にも美しくありませんのでほどほどに。笑
図面に赤く「ハンドル」と記載されている部分は、高所用窓の開閉方法の確認です。現場では仮設置で全てチェーンタイプで設置してあります。場所によっては開閉チェーンが垂れ下がり、引っかかったりして邪魔な場合もあります。お施主様の身長に合わせて、手が届く部分は、ハンドルで「くるくる」と回すタイプに変更する確認もこの時行います。

最後に、電気契約とネットやテレビ回線のお話をさせていただき、打ち合わせは終了となりました。

コンセント・スイッチの確認と同時に各部屋の空間イメージも伺いしました。「CGですでに打ち合わせ時に歩き回っているのでイメージ通りです」とのお言葉を頂きました。
下の写真は現状の現場の写真と、完成CGイメージを比較したものです。順調に進んでいますね!

そして↓こちらが初めて採用するサッシ。LIXILのTWのダスクグレーというアルミ枠の新色です。今までにあったブラックよりも少し柔らかな、チャコールグレーという感じです。ブラックの場合は窓のエッジが強くなるところですが、外壁に少し馴染む感じです。また4枚引き分けのTWを採用したのが初めてでしたが、アルミ部分の框も細目で、すっきりとした印象です。

写真だと解りずらいかもしれませんが、アルミの縦框の見付寸法が全て同じ太さになるように中央部が重なり合う納まりになっていました。価格帯は違いますが以前ご紹介した世界最高峰のサッシNODEAでも同じような考えの商品がありました。性能も確保しつつデザインにも抜かりがないところは、とても共感できます!

こちらは↓専門的な職人さんとの打ち合わせに使用する資料です。外壁材の張り分けや見切り部材の色の指示なども図面だけでなくCGイメージを交えて打ち合わせをします。
長い付き合いの職人さんばかりなので、どういうモノを作りたいかはわかり合う仲ですが、人が作るものですので、勘違いがあることもあります。高所の作業の場合、後でやり直しができないところも出てきますので、このような最終打ち合わせがとても大事なのです。

お施主様より、完成見学会のご了解もいただき、年末のお引き渡しに向け急ピッチで進めてまいります。
完成見学会は12月23日(土曜日)を予定しています。年末のご多忙の時期かと思いますが、お時間がありました是非お越しください!
詳細は改めでご案内させていただきます。