造作家具の組立て| The Library 恵比寿A邸
レポート 2024.03.14
こちらは、廊下からLDKへ入る建具の横にくる飾り棚収納です。枠材は黒の鏡面磨きで、背面にはカラーガラスが入るという凝った、逃げが無い造りとなっていますが、担当スタッフの前田の細かい指示と、造作家具屋のアルノの粘り強く精度の高い加工技術で、うまく収まりそうです。
展開図を元にして、造作家具屋のアルノが最初に作ってくれた図面がこちらです。細かい寸法や取り合いは赤チェックで直していますが、実は上下の枠の納まりがこれでは上手く行っていないことが判りました…。
そこで前田が作ったのがこちらの指示図です。腰下と腰上で、一旦カウンターで分かれている造作家具ですが、上下の枠をどこ位置で合わせるときれいに見えるかを検討してくれたのがこの指示図なのです。
細かい図面修正を経て(竣工お引き渡し時)完成したのがこちらの飾り棚です。
飾り棚の隣にはレザー張りの建具が入ります。この写真はまだレザーパネルが張られてなく、取っ手上のガラスもまだ入っていない、すっぴん(笑)の状態です。
引き込み扉ですが、壁の中に完全に引き込んだ際には、指を差し込めば軽く引き出せるように特殊な金物をオーダーで作って貰っています。
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