珈琲館 デザイン監修|京都錦高倉通り店
レポート 2025.02.26

「カフェベローチェ」「カフェドクリエ」に続き、「珈琲館」京都店のデザイン監修にご指名いただきました。近年の海外からのインバウンドの観光客も視野に入れた、今までの珈琲館とは少し趣向を変えた店舗として新築ビルのテナントにオープンするとのことでした。
今回も建築家の中西ヒロツグさんの力をお借りして進めることになりました。
約1カ月の期間でコンセプトや内装デザインや素材を大急ぎで集め10月のプレゼンに挑みました。
プレゼンの中身をお見せ出来ないのは残念ですが、コンセプトや全体の雰囲気には評価いただくことが出来ました。既存の珈琲館の雰囲気を継承する事も大切にしながら更なる質感のある材料を探し求め、江東区永代にあるWAVEさんにお邪魔してきました。当日は弊社の担当していただいている得津さんにご案内いただきました。
こちらがお目当てのストーンベニヤという商品です。スレートの石材にFRPを裏打ちした厚さ3mm程度の薄〜い石材です。通常石を施工する場合、厚さ20mm程度の物になり加工や施工も難易度は高くなるのですが、こちらの商品は本物の石の表情を持ちながら通常の内装業者さんで施工が可能な商品になります。安価で施工性も良く質感も良いなんて店舗設計には向いている材料ですね。
今回の珈琲館では店内に銅の色味を刺し色で加えるため、石材も銅ような金属感あるものを選定をしたいと思っています。
↓こちらは表面の凹凸は先程のストーンベニヤに比べると少ないですが、紙のようなぺらぺらの商品もありました!
こんなに薄いので、ヤコブセンの7チェアの3Dカーブの表面にも張っちゃえるそうです!
お陰様でお目当ての素材も見つかり、こちらが最終マテリアルです↓
基本設計が終わったとこですが、あっという間に着工の時期が迫ってまいりました。汗
先行して厨房の防水工事はもう始まってしまっています。。。
並行してアートワークの手配を進めていきます。今回もカフェドクリエの際にお世話になったヴィンテージハウスさんにご協力いただきました。
外国人の方にも日本を感じていただけるように、コーヒーを顔料にして掛軸のような水墨画をオーダーしてみました。
そして出来上がったサンプルがこちらです!流石です。コーヒーのアロマの感じやサイフォンのコーヒーが登るような抽象画、様々な技法を研究して描いてくれました。原画は水彩画のような滲みと油絵のような立体感を併せ持つとても魅力的な絵に仕上がりました。
こちらのサンプルをベースに一回り大きなものを制作いただいた物がこちら↓
印刷にしてしまうと立体感や光沢感がなくなってしまうため、原画を額装して納めてもらうことになりました。
省略するには余りにも失礼ですが、現地での設計管理、施工に携わっていただいた方のおかげで無事建築工事が完了しました。
そして先日工事の完成確認のため京都まで行って参りました。今までの珈琲館とはまた違った京都らしいお店に仕上がっております。
場所は京都市中央区の錦小路と高倉通に面した2階のお店です。
2025年3月11日オープンになります。京都に旅行の際は是非ご利用ください!