造作ソファ&テーブル

レポート 2021.11.17

造作ソファ&テーブル

インダストリーをテーマにコーディネートさせていただいた春日部市S邸のリビングダイニングに置かれる、造作家具の設置が完了しました。

2層吹抜けのリビング空間はフロアレベルを1段下げて、肌触りの良い絨毯敷きとして床暖房を設置しています。
家族が集まる空間として居心地の良い空間を作りました。床に寝転んだりできるように家具が邪魔にならないようにソファを壁面に沿って造作で製作しています。

ソファの下部にはスマートフォンを充電するための家具用コンセントも埋め込んでいます。

ウレタンのクッション材は裏面にベルクロを張り、繰り返し座った時のズレを防止しています。
ソファの表面にはクラシックな雰囲気のザックリと編まれたファブリックを選定しました。

ダイニングテーブルには鉄骨造の構造材で使用するH鋼を脚部に使用し、仕上げはあえて行わないで、黒皮(ミルスケール)をそのまま残しました。
ル・コルビジェが好んで使用していた、Lampe Grasを贅沢に4灯設置しています。椅子はこの写真では入っていませんが、スタンダードチェア(Vitra)やピルッカベンチ、スツール(artek)が並ぶ予定です。
天板はタモ材の無垢集成材に着色して色合いを整えています。3mの長さのテーブルはかなり迫力がありますが、ゆったりとしたダイニング空間にバランスよく納まりました。

いよいよ今週末(11月20日土曜日)に完成見学会を行わせていただきます。まだ若干の空きがありますので、お時間がございましたらお越しください。