ZERO・トライアンフ 着工 試験杭
レポート 2021.02.15
いよいよバイク販売店(バイクハウスゼロ)が着工しました。本日は、現場にて杭の立会検査です。1本目の杭を試験杭として、掘削から杭の埋め込みまで1日がかりで確認をしていきます。
現地へ付くと、杭業者より3x6のベニヤ板に計画内容や使用する機材、資料を綺麗に並べていただき確認させていただきました。
現場横に設置されたサイロです。機械により制御され調合された根固め液が作られ杭の周囲に流し込まれていきます。重りを重量計の中に入れ、機械が正常であることも確認させていただきました。
続いては試験杭となる1本目の杭周と長さの確認です。今回はPHC既製杭の埋め込み工法になります。25mを3分割して地中に埋めていきます。
アースオーガにて掘削を進めていきます。普段の住宅規模ではまず見ることのない巨大な重機に驚きの連続でした。油断をすると命に係わる大変な作業です。
杭周固定液を流し込みながら本杭が埋め込まれていきます。ス~っと入ると同時に流し込まれたミルクセメントがあふれ出てきます。3分割された杭を金物で固定し、ボルトで1次締め、マーキングし、本締めを行い、マーキングのズレを確認してさらに地中に入れていきます。
杭頭が見えてきました。杭頭の偏心を少なくすため、2ポイントから芯の確認をしています。
最後にレベルを確認し試験杭の立会検査終了です。この後17本の杭を2週間にわたって作業を続けてもらいます。
完成後には見えない部分ですが、建物を支える大事な部分です。持ち場の職人、現場監督、設計それぞれが確認し合い施工させていただきました。
普段の住宅規模ではお合いすることのない職人さん達でしたが、皆プライドをもって仕事をしてくれています。