白岡市S邸新築工事 | 地鎮祭
レポート 2023.08.31
プロジェクトの紹介が前後しますが、埼玉県白岡市にて新築住宅が着工します。
昨年竣工した住宅の内覧会にお越しいただいたお客様です。事前に弊社ホームページの施工例やブログを見ていただいたようですが、実物を見て、思い描いていた通りのものが作れることを確信していただき、その日に依頼のお話を頂いたのを覚えています。
余りにの早いご決断で戸惑う部分もありましたが、お施主様と価値観が一致できたことは我々にとって最高の喜びです。
設計が進み、ようやく地鎮祭を向かえることができました。あまりの猛暑で、神様にもテントの中です。汗
この夏、ICSカレッジオブアーツから上田さんがインターンでTAGKENに体験学習できており、この日は地鎮祭を体験してもらいました。
設計打ち合わせではVRCGと共に、使用する素材のカットサンプルで質感をご確認しながら進めていきます。今回の建物はZEH対応にするためBELS(建物省エネルギー性能表示制度)を取得し、こどもエコすまい支援事業の補助金申請の業務も承りました。
外観はシンプルな片流れ屋根のボリュームに奥行きを設け、質感豊かな外壁をアクセントに張り込んでいます。
このアクセントに使用する材料は、今年6月に外壁メーカーの(ケイミュー)社員様向けのセミナーを奈良テクノセンターで行った際に見せていただいたサンプル品になります。
この商品の詳細は、まだ開発中のため細かく語ることが出来ませんが、大きい面に張った時にどのように見えるか我々も楽しみにしています!
お施主様と一緒に部位ごとに色味を合わせながら選定していきます。下の写真は最終的な内外観に関わる素材の組み合わせです。
そしてCGでそれぞれの素材を表現したものがこちら↓
内観は構造の梁や耐力壁を等スパンで大胆に見せる意匠にしています。梁型は上下に彫り込み加工をして、ライン照明を埋め込んだベース照明としました。
完成は順調にいけば年末ですが、こちらの物件も拘りたっぷりで、間に合うか少し心配です。汗
こちらも順次状況をレポートしていきます。