外観の色合わせ｜川口市G邸新築工事

外観の色味を決める際に、外壁だけで決めていませんか？
TAGKENでは外部に使用する材料すべてを並べて、ご提案させていただきます。
外壁の周りには、板金金物（笠木、水切り、屋根）、サッシ（アルミや樹脂）、ガラス、デッキ材、タイル、雨樋、ﾍﾞﾝﾄﾞｷｬｯﾌﾟなどがあります。
全ての商品を特注で、色を合わせて制作してもらえばいいのですが、予算もありますので、既製の色の中から相性の良いものを選んで行きます。
外壁を優先して選んでしまうことで、サッシや水切り板金の輪郭が強く出すぎたりして失敗してしまうこともあります。
今回川口市G邸新築工事では外壁は左官下地の上にアイカのジョリパット（小粒ロック）吹付を予定しているため、既製のカラーチャートからお客様の好まれている色味を数点取り寄せます。
建物の形状に合わせて色味を際立たせたり、なじませたりして方向性を決めていきます。
地味な作業ですが、お施主様にとっては、今後毎日見るモノになります。完成後に「失敗したな～」なんて思っていただきたくないので、我々にとってとても重要な工程になります。

そして今回選定させていただいたのが下のイメージです。外壁のトーンの明度を少し落としたものでグラデーションを作り出しています。
板金やアルミは反射率か異なるため見る角度や日の当たり方で見え方が異なってきますので、最後にCGで選定した色味を当てはめていき、ご確認いただくようにしています。

下のイメージがCGで表現したものです。