既存材の活かし方| The Library 千代田区O邸

レポート 2024.05.08

契約から短い期間でしたが、一気に実施設計を完了し、いよいよ工事の着工日を迎えました。
今回の千代田区O邸は、新築マンションということもあり、既存を活かしながらのザ・ライブラリーらしいインテリア改修になります。
初日は、壊さない部分の養生を行い、全体の計画を集まった職人さんたちに説明をしていきます。
一部間仕切り壁の移動や、トイレの移設もあるため、一部を解体して、想定通りいくか確認を行っていきました。

照明計画が大きく変更になるため、天井は大々的に剥がし家具が取りつく部分は寸法通りに下地を組んでいきます。

一般的な鉄筋コンクリート造(RC)のマンションは、真っ白な空間に柱や梁型がやけに目立ちます。その出っ張った躯体をいかに消すかがザ・ライブラリーのマジックなのです。

上の写真はそのための下地を組んだ後です。既存よりも天井が低くなる部分もありますが、ラインを整える作業がいかに大事かは完成にかけて順にご紹介していきます。

天井のフレームの中に木製の下地を入れているところです。これは、お施主様の希望のmoooiのヘラクレウム3リニアというペンダント照明を吊るための物です。
この手の大型の照明器具を設置するためには、初めの段階で、器具の寸法や、吊る位置など正確に墨出しをして下地を入れておく必要があります。ということは、購入するテーブルや置く位置も決まっているということですね。前回のブログでご紹介したように先に置き家具を決めて照明計画をすることはとても重要なことなのです。よくお施主様の方から「家具は後で考えます」とのお話を頂くこともありますが、今お持ちの家具を使用する場合も事前に大きさを確認させていただくようにしています。

今回採用する間接照明についても事前に墨を出しを行い下地を組む前に出幅や、ライン照明の設置位置を確認していきます。

今回の一番の難関はトイレの移動でした。事前の内覧会の時に確認できたお陰で、配管の移設ルートを最小限に解体して引き込みなうすことが無事できました!

あとは元通り床下地を張り込み便器の配管工事は完了です。

下地が終わったところで、剥がしたタイルは再利用できませんが、綺麗にタイルを割り付けるため図面を起こします。

今回触らない浴室にも同様のタイルが貼って張りますので、横方向のタイル目地は浴室と合わせ、縦方向はトイレの芯で基準を設定しました。

↓こちらが現場での墨出しです。

この線を基準として新たにタイルを張り込んでいきます。

続きはThe Libraryのブログにてご覧ください。