商店街の顔

埼玉県さいたま市

H-022-Y

賑わいあふれる商店街の角地に建つ二世帯住宅。ご両親が営む、たばこ・金物店は、商店街の顔として長年皆に親しまれてきました。 規模は縮小するものの今までのお店の顔と、住まいの居住性を両立することがテーマとなりました。

 

黒いガルバリウムの殻(外壁)で包まれた居住空間は、二重の外壁により、人通りの多い商店街からの視線や直射日光を程よく遮り、居心地の良い居住空間を実現しています。1Fに住まうご両親のために、LDKとお店を隣接させ、人の気配を残すことで、馴染みのお客さんが気軽に立ち寄りやすいよう配慮しました。奥に続く大きな寝室の中央には二枚の大型の引き戸を設置、互いの気配を感じながらも、個人でくつろげる空間に。2Fには東向きに屋根勾配を活かした気持ちの良い吹抜けを設け、廊下の動線を有効利用するため、シューズクローク、クローゼット、押入れ、洗面と一体化。

 

新たな商店街の顔として、この土地で親しまれることを願っています。

建物用途 店舗+二世帯住宅
敷地面積 182㎡
延床面積 167㎡
構造 木造2階建て
竣工 2019年12月
設計・監理・施工 TAGKEN
竣工写真 今村壽博

月刊誌掲載:建築知識2020,1月号(X-knowledge社)
月刊誌掲載:建築知識2019,11月号(X-knowledge社)